Field Study of
Economics Department

経済学科のフィールドスタディ

2024年度 <ハワイFS> 教員報告

教員によるフィールドスタディ報告:大村 真樹子
2024年度フィールドスタディA「ハワイの環境問題」

「10回目のハワイでのフィールドスタディ」

昨年からフィールドスタディを東洋大学と共同で実施することとなったが、今年度はさらに複数の大学が同時期の実施となった。今年度も本学の参加学生は5名と少数だったため、共同開催により無事様々な講義や視察ができて何よりであった。また、関東外からの学生達との交流や、彼らの授業に対する取り組み方などは、本学学生にとっても良い刺激となり、有意義な経験であったであろう。

毎回フィールドスタディには何らかのトラブルがつきものではあるが、今回も予約をしていたはずの迎えのバスが来ない等のトラブルがあった。初めて行ったパールハーバーでの出来事だったが、幸い、今はネットで地図や交通機関の確認もできるため、バス停を探し無事に次のプログラムに間に合うことができた。

今回特に印象に残ったのは、初めて行ったハワイの伝統的養殖場と、ハワイ州エネルギー局での様々な担当官によるプレゼントその後のやりとりであった。養殖場では持続的な方法で環境にも魚にも優しい様々な工夫のある漁場管理に感嘆した。ハワイ州エネルギー局では、難しい問題を認識しつつも、様々な取り組みを1つ1つ進めていることがよくわかり、学生にもとても参考になったことであろう。

前々回から、ハワイ大学の方がこれまでのFSAプログラムをもとにプログラムの編成やロジスティックをアレンジくださるようになったが、直前まで日程変更等々色々な対応が必要で、樽井先生、Ulla先生、Ruben先生、事務局のSpencerさんそして通訳兼ガイドのEikoさんをはじめとする、ハワイ大学の方々には本当にお世話になり深く感謝申し上げたい。久しぶりに顔を出してくれたPaul先生からは、皆に名物のマラサダを大量に頂き感激!また、初回フィールドスタディからお世話になっていたCliff先生やYokoさん、もう退職でハワイを去られるとのことで感慨深いお別れでした。

今回も英語講座は、最終日に行われる学生によるプレゼンテーションに焦点をあてた指導もなされ、学生は各自英語で最後のプレゼンテーションを行なった。それぞれの選択したトピックをもとにした研究発表であり、異なる視点や興味に基づいて、各々がとても素晴らしいプレゼンテーションができていた。Congratulations!

学生たちの努力を褒めるとともに、今回のフィールドスタディに協力して下さった全ての方々に感謝を申し上げたい。

PHOTOレポート


  • 授業風景

  • ハワイの伝統的養魚場

  • ハナウマ湾でのセミナーと視察

  • 最終日の発表は法学部で!